ファンデーション選び、
使い心地やカバー力ばかりに
とらわれていませんか?

日差しが暖かくなるにつれ、
心も軽やかになるこの時期は、
春の新作ファンデーションが続々と
発売されるシーズンです。
美しい女優さんやモデルさんを起用して
様々な謳い文句で宣伝されている
ファンデーションは、魅力的に感じますよね!
ファンデーションには、大きく分けて
パウダータイプ・リキッドタイプ・クリームタイプ・
クッションタイプと4タイプほどありますが、
あなたはどのようなタイプの
ファンデーションをお使いですか?
使い心地や仕上がり、
カバー力ばかりにとらわれて、
ファンデーションを選んでいませんか?

実は、春から夏にかけて、肌荒れが酷くなる、お肌が乾燥する、お肌がゆらぎやすくなるなどのお肌のお不調は、ファンデーションやファンデーションの下地が原因となっている可能性があります。

ファンデーションで
なぜお肌が不調になるの?

リキッドタイプ・クリームタイプ・クッションタイプのファンデーションは、滑らかなつけ心地でお肌がしっとり艶やかな印象になり人気ですが、このタイプは、水と油を混ぜ合わせるため、お肌に負担を与える可能性がある合成界面活性剤が配合されています。
合成界面活性剤は、デリケートな皮膚の構造を壊す恐れがあり、乾燥を招いてしまう可能性があるのです。
また、お肌がつやつやに仕上がるファンデーションには、合成ポリマーが配合されている可能性があります。
合成ポリマーとは、液体のビニールのようなものです。まるで、お肌の表面をラップやビニールで覆ったような状態になるので、皮脂がうまく分泌できない可能性があり、徐々に乾燥を招いてしまう恐れがあるのです。
汗や水に強いウォータープルーフタイプのファンデーションには、シリコンが配合されている可能性があります。
汗や水に強いということは、高い洗浄力のクレンジングが必要となり、お肌に負担を与えている可能性があることが、お分かりになりますよね。
また、パウダーファンデーションも要注意です。
透明感を高めるために超微粒子化した粉末「ナノ粒子」のファンデーションは、皮膚のバリア機能をかいくぐり、皮膚の奥深くまで入り込んでしまう可能性があるので、様々お肌悩みの原因となる恐れがあるのです。
ファンデーションをつけて数時間するとファンデーションが崩れお肌がテカる方は、オイリー肌だから…混合肌だから…と思い込んでいるようですが、実はこのようなことが原因となり乾燥でお肌が悲鳴をあげている可能性があるのです。

金属アレルギーの方は
特に気をつけて!

そして、金属アレルギーをお持ちの場合、ファンデーション選びは特に注意が必要です。
なぜなら、一般的なファンデーションには、マイカ・酸化鉄・酸化チタンなど(色素として使用するために配合した金属に由来する成分)が配合されているので、金属アレルギーをお持ちの方が使用すると肌荒れが酷くなる、お肌が酷く乾燥する、お肌悩みが深刻化するなど様々なお肌悩みを招いてしまう恐れがあるからです。
金属アレルギーをお持ちの場合は、マイカ・酸化鉄・酸化チタンなどがコーティングされた、金属アレルギー対応のファンデーションを選びましょう。
一日中お肌に密着するファンデーションだからこそ、ファンデーションもスキンケアの一部だと心に言い聞かせ、お肌に負担を与えないファンデーションを選んでいきましょう。

▼金属アレルギーについて過去の記事もご参考ください。
https://yslabo.net/contents/site/2022.11/