子供の紫外線対策、
どうしてる?

紫外線が気になる季節、
外遊びが大好きな子供たちを
紫外線から守るため、
どんなことに気を付けていますか?

子供は外で思いっきり遊んで、日焼けで真っ黒になるのが当たり前…というのはかなり昔の話。
近年ではオゾン層の破壊により紫外線量が増え、紫外線を浴び続けることが人体に有害であると、様々な研究から分かってきています。
そのため、子供の頃から紫外線対策が必要であることが世の中の常識となってきているようです。
子供のお肌を守るために、日焼け止めを推奨しているメディアも数多く、中には生後数ヶ月から、外出時には日焼け止めを塗ってあげましょう!といったものまであるようです。
ある調査によると、小学生の8割が紫外線対策をすると回答し、その9割以上が紫外線対策に日焼け止めを塗ると回答しています。
だからこそ、日焼け止めについて大人がしっかり理解した上で、デリケートな子供のお肌を守ってあげられるようにしたいものです。

子供用の日焼け止めにも
合成界面活性剤が配合されている

子供用の日焼け止めは、伸びがよく使いやすいミルクタイプ・乳液タイプ・クリームタイプ・ミストタイプなどが人気ですが、これらには合成界面活性剤が配合されている可能性があります。
合成界面活性剤は、皮膚の構造を壊し、皮膚の水分を蒸発させ乾燥を招き、デリケートな子供のお肌に負担を与えてしまう恐れがあるのです。
近年、「乾燥肌に悩まされている子供が増える原因のひとつが日焼け止めかもしれない」と考えたことはありませんか?

敏感肌用やベビー・子供用・
ノンケミカル処方にご注意!

敏感肌用やベビー・子供用 ・ノンケミカル処方と聞くと、お肌にやさしく安心して使うことができるイメージをもってしまいますが、これらはお肌に大きな負担を与える紫外線吸収剤が不使用なだけの可能性があります。
紫外線吸収剤以外にデリケートな子供のお肌に負担を与えるものが入っていないかチェックしましょう。

汗にも水にも強い、
子供用の日焼け止めにご注意!

汗にも水にも強いと言われているものには、合成ポリマーやシリコンが配合されている可能性があります。
合成ポリマーは、日焼け止めの成分を肌から落ちづらくするために配合され、肌を艶やかにみせてくれますが、合成ポリマーとは液体のビニールのようなものです。
お肌の表面がラップやビニールで覆った状態になるので、皮脂がうまく分泌できず、乾燥を招き、デリケートな子供のお肌に負担を与える恐れがあるのです。
また、シリコンは汗への耐性や崩れ防止などのために配合されています。
そのため、石鹸ではしっかり落としきることができず肌に残ってしまい、様々なトラブルを招いてしまう可能性があるのです。

お肌にやさしいとされる
紫外線散乱剤にもご注意!

お肌に比較的やさしいとされている紫外線散乱剤は、マイカ・酸化チタン・酸化亜鉛など、金属に由来する成分を超微粒子化し配合しています。
これらが皮膚の奥深くまで入り込み、様々な肌悩みを招いてしまう可能性があるので注意が必要です。
また、子供のうちからこのような金属に接していくうちにアレルギー体質になってしまう可能性があり、金属アレルギーを発症してしまう恐れがあります。
「紫外線散乱剤使用だから大丈夫!」 「SPF値が高くないから安心!」と思い込んで、デリケートな子供のお肌にダメージを与えてはいないでしょうか?

夏こそ外で遊びたい!
どうしたらいいの?

夏の外遊びは、日差しの強い時間帯を避けるなど紫外線を浴び過ぎない生活を心掛け、帽子やUVカット機能付きの服などを着用する、襟のある服や袖の長い服でできるだけ肌を露出しないよう工夫していきましょう。
日焼け止めを使う場合は、紫外線散乱剤として配合されるマイカ・酸化チタン・酸化亜鉛など金属に由来する成分をコーティングしてある、金属アレルギー対応のお肌にやさしい日焼け止めを選びましょう。
お肌馴染みはよくても超微粒子化しているものは肌トラブルの原因となる可能性があるので注意が必要です。
敏感肌用やベビー・子供用・ノンケミカル処方などの謳い文句に左右されることなく、しっかり全成分をチェックし、未来ある子供のお肌を大切に守っていきましょう!