皮膚科医 菅原 由香子が診ました!
実例! 肌荒れ改善エピソード

パッチテストで反応が出なかった化粧品が原因だったNさん

Nさんは数年前からお肌が赤くなり始め、かゆみも伴うようになりました。
ニキビもたくさん出現し、近くの皮膚科を受診しましたが一向によくならず、
友人の薦めで当院を受診することとなりました。
 
初診時一見しただけで、化粧品が悪さをしていることがわかりました。
化粧品パッチテストをしたところ、日焼け止めにひどくかぶれていることが判明しました。
他の基礎化粧品やファンデーション類には反応が現われませんでした。
テストの結果について説明し、日焼け止めをやめるようにお伝えしました。
2週間後の再診時、症状の改善がみられません。


 
 
そこで、パッチテストは万能ではないこと。
 
反応が現われなかった化粧品が悪さをしていないとは
言い切れないことを説明しました。
 
 
パッチテストはお顔ではなく健康な皮膚(背中や腕)で行なうので、
化粧品の刺激による反応を調べる場合、
お顔には反応しても他の部分では反応が出ないことが多いのです。
 
 
そして、そもそも通常の化粧品にはお肌に負担がかかる物質が配合されていることを説明し、
すべての化粧品をワイエスラボに替えることを提案させていただきました。
 
 
 
Nさんは私の著書をお読みになってくださっていたので、
「ちょうど、すべてワイエスラボに替えようと思っていたところです。」と快諾してくださいました。


 
 
その2週間後、Nさんが再診にいらしたときにはすっかり赤み、
かゆみがよくなって、ニキビも跡だけになっていました。
 
 
お話を伺うと、ワイエスラボにしたその日からお顔の赤みが消えお肌が軽くなり、本来の肌に戻った感じがした。
ニキビの新生がとまり、毛穴も引き締まってきたことを感じると。
 
 
Nさんはその後もワイエスラボを愛用してくださり、
どんどんキレイなお肌を取り戻しているところです。
 
 
菅原 由香子